大陸西部に位置するヴァリスタン合州国で、各国代表が集う大陸連合会議が開かれていた。
デルタリア州国の代表として連合会議に出席していた同国の王太女ソフィアは、
父であるフォルガン州国王の心変わりを受けて、会議を離脱した。
逃避行を始めたその時、親友の槍士レスファンが、同行していた記憶喪失の少年ミリーに狙撃される。
突然の事態に、泣き叫ぶソフィアであったが……
一方、同じ頃――
軍国ゼフィウスでは不穏に蠢く影があった。
軍国では、社会主義陣営と革命軍による小競り合いが勃発していた。
物語は、軍国ゼフィウスのとある荒野から始まる――
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